『ラ・ラ・ランド』感想
◇だいたいのあらすじ
女優を目指しオーディションを受ける日々を過ごしているミアは、
ある日、自分の店を持ちたいという夢を持つジャズピアニストのセブと出会う。
ふたりは次第に惹かれ合い恋人となり…。
◇感想(ネタバレ注意)
『女優』という夢を目指すミアと、
『自分の店を持つ』という夢を見るジャズピアニストのセブ、
ひょんなことから出会ったふたりの夢の在り方と恋愛を描いた今作。
人生の中で夢や恋愛って大きな出来事だと思います。
うまくいけば幸せだし、うまくいかなかったら凹んだりもする。
こちらの映画では大きな夢を目指すミアとセブの人生模様が、
ミュージカル仕立てで描かれていきます。
それぞれの夢を目指して日々活動するミアとセブ。
恋人としての幸せな日々。そしてすれ違い。
夢を叶える難しさ。夢と恋愛の天秤。ふたりの進む未来。
ストーリー自体はとてもシンプルな作りになっていると感じました。
そして、シンプルだからこそ、ひとつひとつの出来事に一喜一憂してしまいます。
ミュージカル映画が苦手、という人もいるかもしれません。
ただ、こちらの「ラ・ラ・ランド」は音楽がとても作品に馴染んでいて、
比較的見やすい作品なんじゃないかな~と、個人的に思っています。
というのも、セブがジャズピアニストなので、
必然的に『音楽』がたくさん流れるんですよね。
音楽が必須な構成になっているので、突然歌い出してもあまり違和感を覚えませんでした。
ザ・ミュージカル!!なシーン以外にも、
ジャズBARやパーティーミュージック、バンドライブなど、様々な音楽が楽しめるのも素敵です。
さて、肝心のストーリーですが、ミアとセブの恋愛物語となっております。
最初こそ凸凹なふたりですが、どんどん距離が近づいていって恋人になる。
大人なふたりなんですが、このミアとセブがとっても可愛いんですよね。
なんていうか、中高生の恋愛みたいな。
手と手が触れ合いそうでドキドキ。なかなかキスできなくてやきもき。
くっついた後のはしゃぎっぷりったらもう可愛すぎてにやけちゃいます。
そんな仲良しなふたりはそれぞれ大切にしている夢を持っていて、
だんだんとすれ違っていってしまったりもする。
夢と恋愛の両立って難しいんだなぁ、と思いましたね。
夢と恋に限らず、なにかとなにか、複数のものを同時に進めるのって難しいですよね。
中盤の楽しい時期があったからこそ、終盤の展開がだいぶ心に来ました。
ラストの長いミュージカルシーンは本当に号泣しましたね…。
進んでいった時間は決して戻すことはできなくて。
選んだ未来もきっと幸せなもので。
だけれど、誰もが一度は思ったことのある
「もしあのときこうしていたら」というifの世界。
ミアの脳内にあのシーンが一瞬で流れたんだと思うと、もう涙が止まりませんでした。
個人的にはとても好きな部類のエンディングでした!!
賑やかだったりかわいらしさだったりミュージカルシーンもとても楽しい今作ですが、
全体的にどこかアニメチックな雰囲気が漂っていて、
軽い感じで見ることができる作品だと思います。
とはいっても真面目だったり少々重いシーンもありますが…。
それでも、このコミカルなノリのおかげでライト寄りに見れたかな。
いろいろね、感想があります。
開幕のミュージカルシーンのわくわく感がすごい、だとか、
黄色やオレンジ、赤や青など、ビビットな色使いの服が可愛い、だとか、
夕焼けの色味がものすごく綺麗で印象的だとか、
セブがどこまでもいいヤツすぎて(ずっとまっすぐにミアを応援していてステキ)
「セブー!!!」と叫び出したくなる、だとか。
もうね。ぜひ見てみてほしいです。
私はこの映画を見るの2回目なんですが、
2回目はまた初見とは違う味わい深さがありましたね。
また見たいなぁ。